肩こりは病気の名前ではありませんが、「頚、肩、腕症候群」の初期症状の場合が多いです。
首や肩周りの慢性的な「凝り」が原因で腕に症状が及ぶもので、主に首を支えている筋肉への血行が悪くなることで、酸素や栄養が不足し、老廃物が蓄積されることでおこります。
肩こりはその「凝り」の状態によって、三つに区分されます。
その原因は、①内臓機能の低下②筋肉・神経の疲労③眼晴の疲労④低血圧による代謝・血行が悪い⑤循環障害、静脈還元が悪い⑥自律神経過緊張・・・などなど、その原因はいろいろです。
東洋医学的には後頭部・背部に流れている陽気の不足、肺・肝・腎の気の不足、気の流れが悪い状態です。
肩関節周囲炎であり、筋肉組織・血行循環・新陳代謝機能の低下により、肩関節や上腕に炎症が発生して腕や肩の動作が不自由になったり、激痛が生じます。
治療は肩こりと似ており、初期症状の時に鍼灸治療を行えば数回で治ります。
しかし、我慢してて放置しておくと、手こずる症状です。